お宝No.458
ものづくり体験×生涯学習×香り文化!賞味期限切れのお茶や天然素材を活用した香りづくり&石けんづくり体験を通して、日本の季節感や香り文化を世界に発信したい
提案者: 一般社団法人しるべの路 代表理事 渡辺誠 (下京区)
【活動のきっかけ】
香りは、食べ物の香りや花の香り、雨の香りなど、季節や生活に密接に関係しています。
しかし、現代では人工的な香りが蔓延し、中々本来の香りを実感できることが少なくなってきていると感じています。
私は大学院で社会医学研究の際に、香りと健康について研究している時期があり香りについて強い関心がありました。
千年の都である京都は季語の中心地であり、言うなれば季節の中心でもあると思います。
そんな京都の貴族の間で広まった平安時代のお香文化(薫物)の文献から、平安時代のお香を調査研究すると同時に京都の伝統文化について調査を行いました。
その際に伝統文化の敷居の高さを実感しましたが、伝統文化を掛け合わせ新しい価値を生み出してしまおうと決心しました。
そして、日本の季節感や香り文化を世界に発信したいと考えるようになりました。
【取組みとして】
一般社団法人しるべの路では賞味期限切れのお茶を中心に天然素材を活用し、お香や匂ひ袋などを手作業で制作しています。
また、匂ひ袋などに使用している生地は、様々な方がもう着なくなったという理由で廃棄する予定だった着物や帯などを活用しています。
さらに、お香の短い部分を廃棄せずに活用した、地球環境に優しくオシャレなアクセサリー「京KOU(MIYAKOU)」も制作しています。
この取り組みの中から、体験を通じてSDGsを実践できる
・オリジナルの香りを調香し、匂ひ袋や文香などを制作できる香づくり体験
・無添加石けんを用いて、お香の素材であるお茶などを使用した手作り石けんづくり体験
などを提供しています。
これらの体験は、国内外の観光客の方、京都市内外にお住まいの方など多くの方に体験いただいています。
そして単なる観光体験などとしてだけではなく、
京都市教育委員会の後援をいただき小中学生さんに親子香りづくり体験を実施するなど
お香文化や着物文化、そしてアップサイクルなどを楽しく学べる教育の場づくりも行っています。
(香りづくり体験の様子)
【目標として】
しるべの路では、
一人一人に様々な形の「香(お香・かおり等)」に触れていただくことを目標の一つとしています。
そのため、お香文化・茶の湯・着物文化などに関する商品やサービスづくりを行うだけではありません。
例えば、季節を表現する二十四節気や七十二候などから名前を取った商品を制作したり、
その季節に合ったお香の素材を用いた体験も提供しています。
そして将来的には、京都から日本文化を国内外に発信して
年齢や国籍に関係なく、お香文化をはじめとした着物文化やお茶文化などの日本文化を
一人一人に合った形で触れてもらいたいと考えています。
そして、単に楽しむだけでなく、商品の購入・体験への参加といった行動自体が、
地球環境の保全に少なからず貢献しているということを実感してもらえることを願っています。
進捗状況・成果
【告知】2024/9/1(日)8時~クラウドファンディングに初挑戦します!
2024年8月30日
クラウドファンディングに初挑戦します!
しるべの路はクラウドファンディングに初挑戦します。
今回はしるべの路の取組と着物には欠かせない『たとう紙』を応援して頂きたくクラファンに挑戦します!
しるべの路の理念を体現したようなプロジェクトとなっており、是非多くの皆様に取組を知って頂きたいと思います。
クラファン開始予定は9月1日(日)8時です。 CAMPFIREのサイトで『しるべの路』で検索して頂くと詳細情報を見ることができます。
是非公開前の記事に「お気に入り」ボタンをポチッとお願いします!
~しるべの「香り」で京都の魅力を発信したい~
https://camp-fire.jp/projects/770363/preview?token=3sxqa3pi&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show
【活動報告】祝!!初のラジオ出演しました!
2024年8月30日
2024年8月1日は、お宝バンク仲間でもある京都三条ラジオカフェさんの番組「KYOTO Social Web」に出演させていただきました。
しるべの路として初めてのラジオ出演という事でドキドキでしたが、パーソナリティーの藤本様とのお話も楽しく、あっという間の30分間でした。
しるべの路の成り立ちから、9月1日開始予定のクラウドファンディングの事までふんだんにお話させていただきました。
是非お聞きください♪
寄せられたご意見・応援
現在寄せられているご意見・応援 0 件
公開されている、ご意見・応援はありません。 「ご意見・応援 フォーム」より、投稿をお待ちしております。