お宝No.103
久多支え合いバス「やまびこ号」の地域住民による自主運行
提案者: 久多自治振興会(会長 岡田 芳治) (左京区)
1 運行実験の内容
① 運行主体
左京区役所(久多自治振興会が受託)
② 内容
久多と大津市堅田を往復(午前9時に出発し、昼食後、午後1時頃に帰る)
③ 体制
運転手1名、付添いボランティア1名
※ いずれも、昼食代程度のみを支給するボランティア
④ 受託料
1回あたり5千円(燃料費、運転手・付添いボランティアへの支払いに充当)
※ 車両にかかる保険料等の維持管理費は、通常のいきいきセンターの運営管理費で対応
⑤ 経過
・ 平成25年度…教育委員会のスクールバスを活用
(計4回実施、利用者のべ30名)
・ 平成26年度…保健福祉局のいきいきセンター送迎用ワゴン車を活用
(計15回実施、利用者のべ59名)
愛称を、『久多支え合いバス「やまびこ号」』に決定
・ 平成27年度…平成26年度の内容を継続
(年度当初に年間運行日を決定し、利用者にチラシを配布)
2 今後の予定
これまでの運行実験により、「やまびこ号」は地域内に定着しており、将来にわたって安定的に利用をしたいという利用者の声があります。このため、左京区役所と相談し、平成28年度からは、「やまびこ号」を久多自治振興会(予定)により自主運行したいと考えています。
3 御支援いただきたい内容
① 有償による運行を行うため、道路運送法上の手続きが必要ですので、御指導をお願いします。
② 利用者が高齢者中心のため、「やまびこ号」が正式運行を始めた際には、敬老乗車証の対象路線として認定してくださるようお願いします。
③ 保健福祉局のいきいきセンター送迎用ワゴン車の使用許可を引続きお願いします。
また、現車両が老朽化(平成9年式)しておりますので、車両の更新が必要となっておりますが、どのような形であっても、車両を更新した場合は、維持管理経費の削減のため、いきいきセンター送迎用ワゴンとしての取扱いをお願いします。
(①主体的取組型)
進捗状況・成果
久多支え合いバス「やまびこ号」の自主運行開始!
2016年9月12日
「久多支え合いバス」を自主運行するという、久多自治振興会の取組提案に対して、京都府共同募金会からの取組提案である「お宝バンクに提案された取組について募金の助成対象として検討する」とのマッチングを左京区役所が行った結果、車両購入費用が助成対象となり、平成28年9月9日からバスの自主運行を開始した。
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