お宝No.34
高齢者の経験や知恵の活用~若者たちへのアドバイス~
提案者: (堀井 滋夫)
高齢者は、それまでの人生において様々な体験をし、技を鍛え、知識を積み重ねてきており、その体験・技・知識は一夜にして築かれたものでないだけに、次世代を担う若者の道しるべ・参考になれば、高齢者にとって生きてきた証しになるものであり、そうやって、若者に経験を伝える機会を持てば、健康管理にも役立つのではないかと思います。
サラリーマンのような会社勤めをされている方が定年になると、一般社会から離されたように感じ、年金生活のため、活動も少なくなって、毎日の張り合いをなくしてしまう。あげくに、健康を害して病弱になり、高齢者・後期高齢者の扱いを受けて無気力となっていることは、嘆かわしいことです。
人の顔がそれぞれ違うように、経験や知識も異なり、趣味や技量も多種多様であるとともに、歩んできた人生の財産であります。
次世代を担う若者たちの良きアドバイザーとしての機会を、高齢者の皆さんに提供できるなら、高齢者の気持ちも若返り、健康な生活、張り合いのある日常を取り戻せるのではないかと思っています。高齢者が人生に一層の張り合いを持つためにも、ぜひ若者と高齢者の交流を提案します。
渓流釣りや山菜とりで季節を感じ、自然の尊さを覚える。演奏・陶芸などの技芸で感性を豊かにし、スポーツで人とのつながりやふれあいの大切さを知る。
地域や季節の行事、趣味・技芸の場などで、高齢者の方々が経験や知恵を伝える場を設けてもらえれば、交流につながります。
経験や知恵をとおして、「人生」という道の歩み方を若い世代に伝える方法の一つとして、高齢者をアドバイザーとして活用いただければと思います。
(③提案・参加希望型)
進捗状況・成果
寄せられたご意見・応援
現在寄せられているご意見・応援 1 件
- 札幌市に住んでいる渡辺と申します。 私もかねてより高齢者(定年退職者)の経験、知識を若い世代に話し、伝える必要性を考えています。 大学を卒業して会社に就職する前に各職種での経験をしている高齢者からどうゆうスキルが必要か、何を求められているのか等とても参考になるのではないかと思います。 又、若者が事業を起こす時アドバイスをしたり、サポート役になり事業成功のお手伝いをする等、地域への貢献する力があると思います。 定年退職したらアルバイトしか仕事が無いのでは全く宝の持ち腐れではないでしょうか。もっと高齢者と若い世代の橋渡しをする場所、人材が必要と考えます。