お宝No.304
社会的ひきこもり状態にある若者とそのご家族を支援します
提案者: NPO法人京都ARU 大槻裕子 (南区)
ひきこもり状態は困りごとではあるけれど、何か意味のあること。否定せずに受け止めて、ひとり一人の「生きづらさ」に寄り添い「ありのまま」を大切にしたいと考えます。
専門家によるカウンセリングや居場所での仲間作り、お菓子作りや畑作業などの社会適応訓練、ボランティア活動など、ささやかな成功体験を積み重ねて、ひきこもり状態の若者がゆるやかに社会につながっていけるよう、主体的に自立していけるよう、伴走型の支援をしています。
月に1回発行する会報誌「ARUマガジン」では、活動報告や参加者の感想、ひきこもりの若者の思いなどを活字にして発信しています。
ひきこもり状態は長期化する傾向があり、放置していても改善が見込めません。ご家族もどうすれば良いかわからず不安になります。家庭内で抱え込んで、ご本人やご家族が疲れ果ててしまわないよう、どんなことでもいいのでご相談ください。一緒に考えていきたいと思います。
【ホームページ】 ⇒ http://kyouto-aru.com
進捗状況・成果
2019/2/16(土)、京都ARU主催の講演会が開催されました!
2019年2月20日
2月16日(土)、ウイングス京都において、京都ARU主催の講演会が開催されました。
~以下、京都ARUさん執筆~
講師は、神戸松蔭女子学院大学・教授の坂本真佐哉先生です。
「ひきこもる若者と共に生きる」をメインテーマに、お話をして頂きました。
講演では、
①若者とのコミュニケーションについて理解する
②若者との会話を育む
③若者と共に社会につながる
この3つを軸に話が進んでゆきました。
・小さくても、良い変化が増えるよう、意識してみる
・問題の原因を若者の中に見つけるのではなく、若者も問題に苦しめられている、という立場に立つ(共感し、共に歩む)
個人的には、この2つが印象に残りました。
スモールステップを積み重ね、エネルギーを充電することにより、ひきこもりは必ず良くなると思うことができました。
色々な気づきもあり、大変勉強になった講演会でした。
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