お宝No.306
外国人用 ヘルプマーク
提案者: 瀧川雄大 (上京区)
京都の日本人で、困っている外国人を助けるよ、という心持ちのある人に目印となるマークを持たせる。このマークは障害者用のヘルプマークのように分かりやすく、助けを必要としている外国人の方から見えやすいものにする。背景としては、近年道で困っている外国人観光客の方々を多く見かける一方、彼らは日本語が話せない場合に道端の日本人に助けを求めるのをためらってしまい困り果てている場面が多く見られるため。ここでヘルプマークを現地の人間が持つことで、外国人を助けてあげたい日本人と助けて欲しい外国人とのマッチングがスムーズに行われ、また、人と人との出会いも生まれるのではないだろうか。
ヘルプマークには、簡潔に、どの言語が話せるか、何についてサポートを行なえるか、などの情報をマーク、色などの違いで表し、一目で分かるようにする。デザインを洗練されたお洒落なものにすることで進んで日本人につけてもらえるようにする必要がある。
これを実施するには、ヘルプマークが広く京都を訪れる人に認知される必要があり、同時に多くの地元の方にもつけてもらう必要があるため、キャンペーン等を行なうなどの点、そして大量のヘルプマークを準備するという点で個人だけでは困難な活動です。行政等の事業にできないものかと考えました。
進捗状況・成果
道案内を通して、英会話とコミュニケーションを楽しむ活動を紹介
2019年4月9日
「外国人ヘルプマーク」の提案と同じように、語学とコミュニケーションを通して外国人のサポートをしている団体「あっちこっちプロジェクト」マナベ リョウさんの活動を紹介します。
あっちこっちプロジェクトとは…京都を訪れる外国人観光客に、英語でコミュニケーションをとって、道案内や京都の観光情報を伝える活動を、英語セミナーやワークショップを通して体験できるプログラムを実施しています。
今回、取組提案者の瀧川さんと、あっちこっちプロジェクト説明会に参加し、マナベさんとも意見交換をさせていただきました。瀧川さんの提案は、観光客だけでなく留学生などの在住者も対象に考えられており、多言語にも対応したツールを提案しています。説明会ではマナベさんとも多言語対応について、市内在住外国人が京都で暮らす中で言葉について感じているちょっとした困り事などの意見交換をしました。
あっちこっちプロジェクトでは、参加者の英語のレベルに合わせたバッヂ(富士山=上級者⇔茄子=初級者)を作成・配布しています。
街なかで外国人に英語での道案内が必要になった際にこのバッヂを見かけたら、ひと声掛けてみませんか。
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