提案者:  Dari K株式会社 (北区)

【特定テーマ：新型コロナ対応】

コロナウィルスによる金融市場への影響で、カカオ豆の国際相場が急落し、この半年の農家の収入は昨年比で2～3割減少しています。その結果、ただでさえ物価の上昇が著しいインドネシアにおいて、農家は生活するのがやっとになってしまい、農園に新しい苗木を植えて安定的に収穫を得るといった数年後の将来を見据えた計画的な投資すらも行えなくなってしまっている現状があります。

そこで、このたび発売する「ペイフォワード・アグロフォレストリー＊セット」は、Dari Kが誇る手作りトリュフとドライフルーツやナッツをセットにして販売し、その売上の3％をシェードツリーとして人気のドリアンやココナッツなどの苗木の購入費に充て、現地農家に配布いたします。8月は大丸東京店で先行販売中のガナッシュをカカオニブでコーティングした新作「カカオバル」をペイフォワード対象商品としてオンラインショップ、京都本店、大丸東京店にて販売いたします。トリュフは毎月種類が変わり、今は店頭でもオンラインショップでも買えない往年のヒット商品も登場予定です。

＊アグロフォレストリーとは　　Dari Kでは、従前より直射日光に弱いカカオの木を守るためのシェードツリーを植え、混植を行うという“アグロフォレストリー”を推進してまいりました。これにより、さまざまな木を植えることで生物多様性を守り、次世代に豊かな土地を継承することができます。さらに、気候変動で降水量が減少した結果、カカオが不作に陥った時でも、カカオ以外の作物を栽培していることでリスクヘッジになり、収入を安定的に確保できるようになるという狙いもあります。