お宝No.375
「森につどい、共にそだつ」野殿の森プロジェクト15000
提案者: NPO法人環境カウンセラーズ京都 (東山区)
「野殿の森につどい、共にそだつ」
環境カウンセラーズ京都では、
①森に学び/遊ぶ機会をつくることで、農山村/都市間共生を図ります。
②親子3代環境市民講座と紙芝居などをおこない、市民へ向けた環境教育活動を行っていきます。
(ツリーハウス制作イメージ・信州SFW実績より)
<当会の活動目的と、本事業の概要>
当会は、環境カウンセラー制度に基づく環境省認定登録のNPO法人で、省エネ/再生可能エネルギー、公害・化学物資対策、生物多様性、次世代教育等、地球と共に安心して歩む事のできる環境保全に取組んでいる。
※「制度のウェブサイト」https://edu.env.go.jp/counsel/
本事業では、『人口密集化』が進む都心部(京都市)と『過疎化』が進む山村(南山城村)間の共生を糧に、『里山の再生と活用継続』を3年計画で推進の予定である。地方自治体との情報共有・活用も視野に市民・村民の交流を『野殿の森』で実現を目指して行きたい。
<本事業のプログラム内容>フィールドは、 「面積は、森の大きさ15,000坪のひと山、標高約500m」
南山城村、野殿の森。水田と茶畑が広がり、周囲は森に囲まれている。江戸時代1571年以来、ここは柳生藩初代よりの領地であった。京都府が開墾を始め、昨年明治150年となった唯一の村で京都府の最南端に位置する。
【プログラム内容】
放置された間伐材でツリーハウスやこどもの寸劇/音のステージ作り、3m巾林道と獣道をたどる野鳥観察、山中に走る小さな渓流3本で生き物発見や生物多様性の保全、村伝統の藁細工等の体験、散策やドッグランで森林浴などの企画が織り込まれる。今後、2年間のプログラムは、以下の予定である。
1)森資源の育成・有効活用と木工デザイン・技の習得
・1:こどものステージ(寸劇と音の世界)
・2:ターザン遊び監視台
・3:ツリーハウス
・4:森のがっこうのデザイン/設計準備
2)森の安全対策と管理
・1:林道灯火の設置
・2:森の役割案内と標識の作成
・3:猪と鹿の防御策
3)生物多様性の保全/自然界のメカニズム学習
・1:野鳥探索/観察指導と巣箱掛け
・2:下草育成と日本ミツバチの養蜂
・3:水辺の生き物発見と生態の記録
・4:植林 村樹ヤマザクラ、野鳥の餌食となる植物など
4)森の素性を知る
・1:立地の歴史、土壌地形/地質/気候変動/風土の特性,人工林の植生などの調査
・2:森の植生を活用した山の食材栽培、ブルーベリー、山葡萄、キノコ類、薬草、ハーブ類など
※プログラムのその他詳細(気候、風土と村の紹介、森づくりのイメージ等)については、
以下「事業チラシURL」を参照
http://gallerymiyagawacho.com/eck/pdf/nodono_v8_18.pdf
*自治体等関係各所のご協力もいただいています*
・京都府:『令和2年度京都府地域交響プロジェクト』地盤強化プログラムに採択済。京都府及び地元等との連携・協働を目的とする(支援期間は最長3年)。
・市町村振興協会:認証取得。
・京都市:「まちづくり・お宝バンク」にて取組提案済。
<関心を持っていただいた皆様へ>
林地整備後の里山の再生と活用を、みなさんと一緒に作り上げていく事業活動です。
森と遊び、森から学びながら、、、そんなイメージで村に入り、地域のお宝を育てて行きませんか。
一緒に取り組みませんか!
プログラムの見学、活動/調査・研究など、皆さんの参加を歓迎します。
***
【野殿の森へのアクセス】
🚙(高速利用)京都市内、大阪市内から
南山城村・旧野殿童仙房小学校を目指す。京阪奈自動車道・木津川インター(終点)下車
左折れ国道24号→泉大橋を渡り→国道163号木津川沿道を→和束町→笠置町→村に入る。
北大河原トンネルを抜け直ぐの標識「童仙房」を左折れ。一本道の山道で約10余分で到着。
山林を抜けるので、常時灯火の事。
▼所要時間 約1時間30分内外。
🚃(鉄道利用)
・京都市内からは、JR奈良線・関西本線で大河原駅下車。
・大阪市内からは、JR学研都市線・関西本線で大河原駅下車。同駅で出迎え。
▼所要時間 1時間30~40分。<駅から村役場まで徒歩5分、桜並木あり>
【問い合わせ先】ご質問など含め、連絡先は「NPO法人環境カウンセラーズ京都」までご連絡ください。
・事務局:mha01450@nifty.ne.jp
(間伐材でこどものステージほぼ完成、後は仕上げだ!)
進捗状況・成果
【告知】2022/12/4京都環境フェスティバル2022に参加します!
2022年12月2日
12月4日京都環境フェスティバル2022 リアル企画に参加し、次の3点の掲載報告・交流準備をいたします。ぜひお立ち寄りください。 事前のお申込みは、不要です。 1)70余年の眠りから覚めた南山城村「野殿の森」里山の森づくり4年 35トン/年の炭素固定化を推進中 標高500m 面積5ha(面積:東京ドーム同等) 2)暮らしの根っこである熱・水・土・光について、『紙芝居4巻』を楽しく見よう! おしゃれな未来〜に向けて 1. カムバック星空 : 京都の夜空に星々を、欲張って天の川も取り戻す夢のような計画のお話し 2. 火を力に変える:火から力を取り出すための熱い部分と冷たい部分とが必要で、さらに力にならない余分な熱を捨てねばならないというお話 3. 空気と水と草木:食べ物の大元を産み出す草木の根っこのお話し 4. 地球は十二単(じゅうにひとえ):地球は、空と大地を含めると十二枚も重ね着をしているというお話し 3)手づくり苔玉と小さな苔盆栽を展示 つくり方の見本もご覧ください。 京都環境フェスティバル2022 ■団体紹介ページ https://eco-study.kyoto/kanfes2022/dantai/16.php ■リアル企画 12月4日(日)10:00~16:00 京都JAビル 201~203会議室(京都駅八条口徒歩5分) ・体験イベントとブース出展会場案内 https://eco-study.kyoto/kanfes2022/event/taiken-event.php<https://eco-study.kyoto/kanfes2022/event/taiken-event.php> ・環境にまつわる紙芝居 4巻 https://eco-study.kyoto/kanfes2022/event/16.php
【進捗報告】「野殿の森」オープンへ向けて活動を進めています。
2021年3月3日
2021年4月の「野殿の森」オープンへ向けて、推進チームで活動を進めています。
現在は、バイオトイレ、こどもステージ前に広場に設置した間伐材の梯子段を製作し、資材用のテントも二か所設置しました。バイオトイレは、樹木類の木目を楽しめる仕様にしたり工夫し、テントば背丈ほどの常設簡易防水テントで、雨天時の緊急避難にも活用できます。
今後も、コロナ禍の状況を見て判断しながら、林道やこどもステージ、ターザン監視台などの完成を目指しています。
引き続き、こどもたちや若者がワクワク・ドキドキするような学びの森を念頭に、活動を進めていきます。
令和2年度『京都府地域交響プロジェクト』“基盤強化プログラム“に採択されました!
2020年10月28日
この度、「森につどい、共にそだつ」野殿の森プロジェクト15000は、京都府認証『令和2年度京都府地域交響プロジェクト』“基盤強化プログラム“に採択されました。(本年9月末交付決定)。
事業対象は、「地域社会の諸課題解決に取り組む活動支援」で、これにより、京都府及び地元等との連携・協働を目指す具体的な取り組みがスタートします。
寄せられたご意見・応援
現在寄せられているご意見・応援 0 件
公開されている、ご意見・応援はありません。 「ご意見・応援 フォーム」より、投稿をお待ちしております。