お宝No.199
京都でも、救急医療情報キットを作りましょう!
提案者: 京都救急医療情報キットを作る会 (中京区)
京都市でも、<救急医療情報キット>の取組みを!
アメリカから日本に導入されたシステム<救急医療情報キット>を配布する活動が、今、全国の自治体、地域の自治会、社会福祉協議会、訪問介護事業所、障がい者団体、マンションの管理組合等で、実施されています。
自宅で体調を崩して、119番した後、救急隊員が到着したときに、すでに意識がなくても、しゃべれなくても、自分の緊急連絡先や既往症、今飲んでいる薬、といった医療情報を書いた用紙を、キット容器に入れて、冷蔵庫に保管することで、迅速な救急搬送や、処置に役立ててもらおうというものです。
自宅の冷蔵庫のドアと玄関ドアの内側に、<冷蔵庫にキットを保管中>であることを示すシールを貼ることによって、119番通報したときに、自宅に到着した救急隊員に、自分に関する情報を記したキットが用意してあることを知らせる、というシステムです。
独居高齢者に限らず、119番通報などの場面では、本人も家族も、パニックに陥りやすいため、前もって、こういう情報を用意してあれば、とても助かります。私自身、高齢の親の転倒などで実際に救急車のお世話になった際、何度も、このキットのおかげで助かりました。
私は、5年前に<京都救急医療情報キットを作る会>を立ち上げました。
以来、下記のHPを通して、また街づくり会議などの場や高齢者サロン、社会福祉協議会などに出向いて、キットの見本をお届けしたり、ラジオ放送で機会をいただいて<京都でも、救急医療情報キットを作りましょう!>と呼びかける活動を続けてきました。
この救急キットは、<もしも>のときや、災害時に情報を伝えられる、という役目のほかに、戸別訪問して、キットの説明を行い、作成のお手伝いをする、などの作成過程において、キットを通じて、独り暮らしの高齢者や、ふだんから健康に不安を抱えておられる方と、地域の住民との間に、<顔の見えるおつき合い>を始めるきっかけとなりうる、地域福祉という面でも有益なシステムだと思います。
ぜひ一度、下記の当会のHPを見ていただき、京都市内においても(西京区では取組みがすでに始まっています。)救急医療情報キットの配布の取組みを、地域の活動のなかで、さまざまな団体において、実施できないか、みなさんにご検討いただきたいと思い、提案させていただきました。
下記のHP内のデータを、自宅のPCでダウンロードしてもらえば、100均の材料を使って、安い費用で、救急医療情報キットを、ひとり分からでも、作ることができます。作り方や、全国の自治体他での救急医療情報キットを導入された取組みも紹介しています。
京都救急医療情報キットを作る会のHP
(私たちこんな取組をしています(情報提供)!)
進捗状況・成果
京都でも、<救急医療情報キット>を作って、熱中症に備えましょう!
2017年7月14日
京都市では、毎日平均230人を超える市民が、救急車のお世話になっています。そして、その半数が高齢者です。
夏は、熱中症による救急搬送が増える時期です。特に、高齢者は体温の調節が難しいため、室内でも、熱中症にかかる可能性が高くなります。
熱中症で救急車を呼ぶことになった場合、意識がなくても、言葉がしゃべれなくても、冷蔵庫に救急医療情報キットを用意しておけば、自分の連絡先や医療情報などをいち早く救急隊員に伝えることができます。
当会では、PCを使って、簡単に、救急医療情報キットを作る方法をHPで紹介しています。町内会や自治会の活動のひとつとして、また自分用に、家族用に<救急医療情報キット>を作ってみませんか?
【京都救急医療情報キットを作る会ホームページ】 ⇒ http://kyoto119kitto.com
ラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演
2016年12月5日
毎週日曜日にエフエム京都で放送中のラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演いただき、京都救急医療情報キットを作る会の活動等についてお話しいただきました。(平成28年12月4日放送)
【ラジオ番組の詳細】 https://www.facebook.com/LetsKYO(Let’s KYO Togetherフェイスブックページ)
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