まちづくり・お宝バンク

お宝No.28
創業のトータル支援

提案者:  日本政策金融公庫 京都支店 (下京区)

【目的・着眼点】
創業支援にあたっては、画一的な施策ではなく、対象層のニーズに応じてカスタマイズしたプログラムの提供が効果的である。本提案では、(1)人の移動、(2)創業者の属性に着目して次のとおり対象を分類し、それぞれの特性を踏まえた産学金官連携によるトータル支援策の構築を目指す。また、モデルケース(≒ベストプラクティス)となる事例を早期に生み出し、メディアを通じて発信することで、創業が創業を呼ぶ好循環につなげる。
(1)人の移動に着目した分類
①Iターン・Uターンによる創業の促進:首都圏からの人の呼び込み
②地元の大学卒業生による創業の促進:卒業に伴う京都からの若い人材の流出防止
(2)創業者の属性に着目した分類
①若者(30歳未満)による創業の促進:若年失業者、非正規労働者の安定就労機会の確保
②女性による創業の促進:女性の労働力率の上昇
③シニア(55歳以上)による創業の促進:元気なシニア世代の継続就労機会の確保

【提供可能なサービス、支援策】
・特別利率による融資、民間金融機関との協調融資スキームによる資金供給
・創業者向けセミナー、相談会の実施及び創業計画の策定支援や伴走型支援の実施
・大学生を対象としたビジネスプランの策定・ブラッシュアップ支援、取引先中小企業へのインターンシップの仲介
(②力の提供・支援型)

進捗状況・成果

創業のトータル支援の進捗状況

2016年10月27日

 フューチャーベンチャーキャピタル(株)からの取組提案である「創業初期のベンチャー企業を支援するファンドの創設」の実現に向け、本市において、地元産業育成を主眼として地元金融機関等に対してファンドへの参画の働き掛けを進めてきた結果、京都中央信用金庫、京都信用金庫及びフューチャーベンチャーキャピタル(株)による「京都市スタートアップ支援ファンド」が4月28日に設立された。さらに、ファンドの設立に先駆け、本市と上記3者に加え、(株)日本政策金融公庫、京都リサーチパーク(株)も含めた6者で、相互の連携・協力を目的とした協定を締結するなど、ファンドを核とした創業支援体制の構築へとつながっている。                                                                                                   【投資先】(株)坂ノ途中(平成28年8月22日決定)、リボンディスプレイジャパン(株)(平成28年9月29日決定)、(株)恵葉&菜健康野菜(けいはんなけんこうやさい)(平成28年10月25日決定)

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お宝No.28 登録情報
提案者 日本政策金融公庫 京都支店
提案者の区分 企業関係 
提案者の所在地 下京区 
提案のカテゴリー 定住・移住  産業 
提案に関連するSDGsの目標番号
SDGsとは リンク先の目標番号のアイコンを選択すると詳細が表示されます)
働きがいも経済成長も 

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