お宝No.30
「すり足カップ」~能楽を楽しく学ぶ~(仮)
提案者: 「キモノスタート」プロジェクト(西森 寛) (伏見区)
・日常生活の中で「着物」が選択肢の一つとなる。
・京都で日常的に「着物」を着ているシーンが増える。
・京都の伝統産業や文化に触れる機会が増え、現代人が失いつつある、手間暇をかける時間を自分で作る
ことができ、日本の昔ながらの所作や季節感を感じることのできる豊かな心を育む。
【企画名称】 「すり足カップ」~能楽を楽しく学ぶ~(仮)
【企画目的】
能と狂言に親しみを持ち、担い手だけでなく、観賞者や支える人材を育てる。
【概要】
毎年1月に、能楽師より今年のお題を発表し、お題にちなんだ「喜怒哀楽」の所作、声やことばを含めてのすり足と着物の所作を競うトーナメントを開催します。
エントリー料金として、能楽ワークショップやキモノスタート参加費1回分の嗜み(修行)チケットをプレゼントすることで、より能動的な参加をねらいとします。
9月の地域杯では、装束を含めた着物での出場を基本として、優勝者だけでなく、コーディネート部門や盛り上げ賞などの副賞をもうけ、京都のほんまもんの技でつくられた記念品を贈ります。
その後も、地域ごとに開催していき、2020年の東京オリンピック開催年には、地域及び能楽師選抜チームが雌雄を決する「京都杯」の開催を目指します。
この「すり足カップ」を通じて、一人でも多くの方に、着物を日常生活の中に取り入れていただければ、幸いです。
日常着物の保管のためのシェアスペースや気軽に日常生活を着物で過ごせる和の空間があればいいなと思っています。
町家の観光客向けの宿泊施設はありますが、なかなか料金的にも日常的に手の届きにくいこともありますので、オフシーズン等で活用できたり、空き家や空きスペースを活用できたりとご協力いただける企業様や個人団体様を探しています。
(①主体的取組型)
進捗状況・成果
すり足カップin大津
2021年2月10日
(西森 寛/希望結社ツクラムさんのnote.から転載)
「さあ、はじまりました。すり足カップ in 大津」
2021年1月23日(土)に開催したみんなのオンライン教室とSDGs狂言のコラボイベント。滋賀県大津市伝統工芸会館で能楽に触れる1日。コロナ禍、緊急事態宣言下でも万全な対策のもと、学びも遊びも止めない!という関係者一同の総意のもと実施をしました。
今回のプログラムは下記の通り
■ 10:30−12:30 みんなのオンライン教室|能楽堂スペシャル
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普段、なかなか足を踏み入れることのない能舞台の上で、思いっきり遊んでみる。「サラリーマン狂言」をはじめ数々の創作狂言を生み出してきた異色のフリーランス狂言師・河田全休氏をゲストに迎え、狂言を知り、狂言で遊ぶ2時間。
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1)能楽堂たんけんツアー
2)狂言クイズ
3)狂言ゲーム
4)すり足カップ
■ 14:00-15:00 SDGs狂言 〜序章〜
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SDGs狂言は、「世直し狂言師」こと河田全休氏が、持続可能な社会を実現する方法を探り、その内容をこどもたちに伝える教育コンテンツ。狂言を使って楽しくSDGsの理解を深めます。SDGsの監修は、環境コンサルタントとして世界的に活躍する株式会社イー・コンザル榎原友樹氏が担当。
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それがし、「世直し狂言師」こと河田全休と申す。皆は、SDGsをご存知であろうか? 環境、社会、経済と、我々人類は多くの課題に直面しておる。すべては、我々自身が引き起こしたことらしい。まったく嘆かわしいことじゃ・・。そんな人類の危機を回避するため、SDGsなるものが制定されたと聞く。となれば、この河田全休、動かずにはおるまい。持続可能な社会を実現させる方法をともに学んでまいろうぞ!
京都市のまちづくり・お宝バンクでも提案した「すり足カップ」もトライアルしました。あとで「ゆるスポーツ」という分野を知ったのですが、そのあたりも視野に入れながらです。
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