お宝No.313
子どもたちのグローバルマインドを醸成
提案者: 特定非営利活動法人フリーダム 理事長 今居英和 (中京区)
経団連が、就職協定廃止の意向を示し、今後の大学新卒の就職活動は、通年採用にシフトする方向で動くことが予想される。世界標準でのキャリアに対応するため、より早い段階から、グローバルマインドを醸成するための教育が必要となる。
英語を始めとした語学教育はもちろん、異文化共生に対しての理解も、日本は他国に比べ立ち遅れており、インバウンド市場の拡大や、海外市場での競争等の面において、日本人のグローバル化は、ますます求められる。グローバル企業への就職は一部に過ぎないが、国内での外国人対応、異文化交流の考え方も必要であり、これを初等・中等教育の段階から根付かせることに意義がある。
一部の私立学校では、グローバルキャリア形成のための授業が展開されているが、公立高校でのまとまったプログラムは、積極的な一部教員の尽力によるものや、単発での実施を除けば、学校全体・自治体全体として展開されているものはない。そのため、限られたエリアに、多くの留学生が学ぶ京都市内という地域の特徴を活かし、初等・中等教育段階の生徒たちと、外国人留学生の学習的交流機会を広げ、継続的な学習プログラムを提供することに取り組む。
また、留学生と地域の子どもたちとの様々な交流の機会をつくることにより、子どもたちが国際社会を体感することで、相互のグローバルマインド育成に大きく寄与することが期待できる。
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