お宝No.317
お寺まるごと美術館
提案者: 菅真継 (上京区)
春と秋に上京区で行なっている「妙顕寺」のライトアップは、毎回、様々なアーティストがお寺の部屋や、庭、廊下などを使って作品の展示を行います。
この春は、3月23日〜4月15日の10時〜16時と、18時〜20時の二部制です。
人が少なくなり、活気がなくなっていく地元上京区の商店街を憂い、なにか、人を呼べるものをしなくては、と考え地元のお寺に頼み込み2017年から一人で始めました。少しずつ認知度も上がり、期間中には1万人には届かないですが、多くの方に御来館いただけるようになりました。
ライトアップしながら、アート作品を展示するのが、うけたのかもしれません。
今回から、さらに規模を拡大したく、次は2つのお寺でやりたいと考えています。
一緒に「お寺まるごと美術館」プロジェクトを盛り上げてくれる方がおられましたら、ぜひ一緒に。あと、期間中にボランティアで受付をしてくださる方がおられたら、そひらもぜひ一緒に!
進捗状況・成果
2024/10/18(金)・19(土)狸谷山不動院にて夜祭を開催します!
2024年10月11日
お寺まるごと美術館の取組を続けていく中で、お寺の方とのネットワークが広がり、この度ご縁のあった、左京区の狸谷山不動院にて、2024年10月18日(金)・19日(土)に、夜祭を開催することになりました。会場となる狸谷山不動院は火渡りで有名で、各種体験やワークショップ等も行います。ぜひお越しください。
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狸谷山不動院「山伏の秘境の夜祭」
~護摩で煩悩を焼き払い、伝統の刀で道を切り拓く~
【概要】
・日時:2024/10/18(金)・19(土)17:00‐20:30
・場所:左京区・狸谷山不動院
・料金:お祭りへのご参加は無料
※各種儀式や体験は有料(3つ参加で3,000円)
①伝統の刀で未来を切り拓く体験:1,000円
②護摩:2,000円
③内陣参拝:1,000円
※チラシはこちら
【趣旨】
一年の平穏を祝う山寺の祝祭
開山から300年以上、洞窟内に鎮座する不動明王の御前で、修行を積んだ山伏による御護摩に特別に参加し、通常立ち入れない不動明王の御前にも参拝します。また、「火渡り祭」の聖刀で新たな道を切り拓く体験もご用意。この刀は数メートルの大火の残りの火床を渡る際、先頭で魔を祓うためのものです。
【スケジュール】
山伏BARに狂言と山伏のコラボレーション
炎の祈りと餅つき体験など秘境での異次元体験を楽しんで
17:00 開始
18:00 護摩行
18:30 竹割りワークショップ
19:00 山伏問答と狂言ワークショップ
19:30 餅つき体験
20:00 護摩行
20:30 終了
※「①伝統の刀で未来を切り拓く体験」「③内陣参拝」は随時参加可能。
※状況により変更となる可能性がありますので、下記WEBサイトをご確認ください。
https://tanuki-edo-night.com/
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Night Festival of the Hidden Moundain
Tanukidanisan Fudo-in, Home of the Yamabushi
– Burn Away Earthly Desires with the Goma Fire,
Carve a New Path with the Legendary Sword
[Outline]
– Date: 17:00-20:30 18Fri.,19Sat. October 2024
– Site: Tanukidani Fudo-in Temple
– Entrance Fee: Free (Participation in the festival)
* Participation in the ceremonies are as follows. All three for JPY3,000.
1) Open Future With Sacred Sword: JPY1,000
2) Join Goma Fire Ritual: JPY2,000
3) Visit Inner Sanctuary: JPY1,000
A Mountain Temple Festival Celebrating a Year of Peace
For over 300 years, Fudo Myo-o has been enshrined in a sacred cave. You are invited to participate in aspecial Goma fire fitual performed by trained yamabushi asceties in front of this powerful deity. After the ritual, you will have the rare opportunity to approach Fudo Myo-o’s altar, an area normally off-limits. Additionally, we offer a unique experience where you can carve out a new path for yourself using a sacred sword from the “Fire-Walking Festival”. This sword is used to dispel evil as people cross the remains of a large bonfire.
[Contents]
Fire Prayer, Mochi Pounding, Japanese Candle Light-Up, Yamabushi Bar, Yamabushi Theater, Conch Shell Horn
17:00 Open
18:00 Goma Fire Ritual
18:30 Bamboo Workshop
19:00 Yamabushi Mondo and Kyogen Theater
19:30 Mochi Pounding Experience
20:00 Goma Fire Ritual
20:30 Close
*The experience of “1) Open Future With Sacred Sword” and “3)Visit Inner Sanctuary” are available at any time during the festival.
*Schedule may change. Please check the website below for updated information.
https://tanuki-edo-night.com/
【参加募集】2020/8/6(木)まるごと美術館2020の出展者やボランティアさん向けの説明会開催!
2020年8月6日
★★★本日開催!★★★
本日8/6(木)21:30より「まるごと美術館2020の出展者やボランティアさん向けの説明会」を行います。
興味のある方がおられましたら、下記内容をお伝えください。
もちろん、この説明会に参加しなくても 出展の申込は可能です。
■まるごと美術館とは
アートの文脈ではなく、まちづくりから生まれた展覧会「まるごと美術館」は、運営メンバーのほとんどが京都で生まれ、京都で育ち、地元で商売をする人間です。私たちは、ガレージになる町家、衰退傾向にある寺院、祭事がなくなる神社、住民同士の接点の減少、シャッターが多くなる商店街、歩く人が少ない町、経済を支えていた産業が衰退していく地元に、地域「らしさ」がなくなる危機感を感じています。
このプロジェクトのミッションは、そんな町の現状を、文化的・経済的に豊かにすることです。
西陣織に代表される伝統工芸や、宗教都市京都の都市形成の歴史・由縁、そして寺社仏閣が持つ伝統や機能・文化財の価値、現在、町の商店や各場所で活動する人、広く地域資源と呼べるものに目を向け、アートの力を通してこれまでとは違う視点で、町の課題や掘り下げて見えてくる魅力を可視化・感覚化することを目的としております。
コーディネーターとなる私たちは、地域資源の魅力を引き出すため、お寺のご住職や、地域の伝統産業に関わる人とアーティストをつなぎ、場の力を最大限に引き出します。
■2020のテーマ:「存在」
COVID-19の影響により私達の暮らしは一変しました。
今まで在ったものがなかったり、反対になかったものが在ったり。いるべき人がいなかったり、あるはずの仕事がなくなったり、私たちを取り巻く社会の在り方が、大なり小なり変化しているのではないでしょうか。
変化の根底にあるのは、それぞれの物事の捉え方。
必要だと言う人、不要だと言う人。元に戻りたいと願う人、戻りたくないと願う人…。
目に見えないウイルスの存在は、目に見えない考え方の差異を世界にあぶり出しました。
摩擦を起こしながら変化する社会の中で、これから起こる事象をそれぞれがどう捉えるのか。その時の感情が質量を持って目の前に現れた時、未来を生きる鍵となることを、私たちは期待しています。 ディレクター:菅 真継
■説明会について
・A日程:7月30日(木)21:30 – 22:00 ※開催済
・B日程:8月6日(木)21:30 – 23:00
・使用媒体:Google Meetを使用/ ブラウザはchromeを用意ください。
・質問メインです。
※下記登録フォーマットから登録いただいた方にのみ、オンラインのミーティングスペースに招待させて頂きます。ミーティングルームの公開は行いません。
【各エントリーと説明会B日程への参加申込】
※登録できない場合はmarugotobijutsukan(アットマーク)gmail.comにご連絡ください。
▼出展希望の皆様へ
展覧会へ出展を希望される場合は、以下のエントリーフォームにご記入ください。
説明会B日程への招待は、下記フォームに記入いただいた方のみに限定しております。
〈エントリーフォーム〉https://forms.gle/H4NNNziyrkWjFLp27
▼ボランティアや運営サポートの皆様
ボランティアや運営サポートを希望される場合は、以下の登録フォームにご記入ください。
(展覧会が始まる前に連絡、事前のリサーチツアーなどの案内をいたします)
説明会B日程への招待は、下記フォームに記入いただいた方のみに限定しております。
〈登録フォーム〉https://forms.gle/STgBpvB1Uo4dNZcf6
▼協力団体の皆様へ
企業、大学のゼミ、研究室、ギャラリー、AIRを運営している団体、地域の活動団体、アーティストランスペースの皆様、アートやクラフトに限っておりません。
説明会B日程への招待は、以下の登録フォームに記入いただいた方のみに限定しております。
〈協力団体登録フォーム〉https://forms.gle/MKCzora4SFUy7pJr8
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■まるごと美術館2020の開催概要
【開催会場】 西陣・上京区にある寺社仏閣と町家(詳細は説明会にて)
【開催期間】 11月1日(日)※未定 – 12月8日(火)(社会状況により開催は中止する場合がございます)
【開催時間】 昼:10:00 – 16:00、夜18:00 – 20:00(会場により異なる)
※出展希望の皆様は、ポートフォリオなど作品がわかる資料をご持参ください。
※運営・企画に参加希望の皆様には、氏名や連絡先を伺った上で、slackのワークスペースへご招待させていただきます。
※説明会にお越しいただけない場合は、下記メールからお問い合わせください。
■説明会についてのお問い合わせ
・電話:050-5372-4935
・メール:marugotobijutsukan(アットマーク)gmail.com
・主催:まるごと美術館実行委員会
【クラウドファンディング募集終了】京都市上京区「まるごと美術館」9会場・来場者20,000人に向けてに挑戦中です!
2019年7月24日
お寺・神社・町家で美術品展示と特別拝観を行い「地域貢献」「文化財の保護」「人材の発掘」「伝統や芸術に触れる機会の創出」「担い手誘致」をテーマに、地域活性化を行っています。9会場・来場20,000人(目標)へ規模を拡大するにあたり、スタッフ確保や広報活動の資金を援助していただける方を募集しています。
クラウドファンディング終了は令和元年8月30日(金)23時59分です。
詳しい取組内容についてはクラウドファンディングのサイトをご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/view/171762
【クラウドファンディング募集終了】京都市上京区のお寺に子どもたちと作る「200年後の名勝」に挑戦中です!
2019年7月24日
伝統文化、日本の侘び寂びを伝えるお庭を子どもたちと一緒に作りあげるための資金をクラウドファンディングで募集しています。
だれか有名人が作り上げる庭ではありませんが、今の伝統文化が窮地に立たさせている状況で踏み出すこの第一歩は歴史的な意味があると思っており、200年後の人々にとっての「名勝」を作ることができるのではないかと考えています!
クラウドファンディング終了は令和元年8月9日(金)23時59分です。
詳しい取組内容についてはクラウドファンディングのサイトをご覧ください。
2019/3/18(月)、「お寺サミット」を開催しました!
2019年3月26日
おかげさまでお宝バンクの取組提案が300件を越え、取組のテーマが近しい団体も増えてきました。
そこで、一対一対応でおつなぎするだけでなく、
複数団体が集まって、テーマを絞った深い議論ができる場をつくることで、
それぞれの取組の連携や刺激が生まれるのではないかと考え、今回実験的に場を企画することになりました。
第一回目のテーマは「お寺」。
京都のまちを構成する貴重な文化的かつ景観的資源の一つである「お寺」をどうにかしたい、
と思っている皆さんが「お寺サミット」という形で集まりました。
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まさにお寺の将来を担うお坊さん(お宝バンク247「宗教都市・京都で、お寺・若手僧侶をフルに使いたおす!」)から、お寺の活動を支える生業を営む方(お宝バンク319「お寺を活用し、こどもとその家族がイキイキ生活できる場所をつくる!」)、もともとお寺とは関係のない立場から、その魅力と可能性を感じて活動をされる方(お宝バンク317「お寺まるごと美術館」)など、思いは同じくしながら、立場の違うメンバーによる議論が実現し、「お寺の可能性」について白熱した意見交換が行われました。
やりとりを通じて「お寺の魅力がそんなところにあったのか」と気づけたり、「自分がもつネットワークに活動を紹介します」「お手伝いします」という協力が生まれたり。「お寺の活用を通じて、より暮らしやすいまちにしていこう、京都のまちを盛り上げていこう」という機運が、それぞれの活動を支えあうことで高まっていきそうな予感がする会になりました。
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“まずは具体的なプロジェクトを一緒にやろう!”というところまで盛り上がった「お寺サミット」。
今後の展開が楽しみです!
2019/3/23(日)-4/5(月)お寺まるごと美術館が開催されます!
2019年2月15日
2019年3月末から約2週間、上京区の妙顕寺、妙蓮寺が、“まるごと美術館”に変わります!
【参加者募集!】
よく知られた観光地もいいけれど、京都のまちは日常の風景や地域に根ざしたお寺にも、歴史や文化が宿っています。
そうした魅力にも触れる機会をつくりたい、というのが企画の思いです。
ぜひ、この機会に京都のさらなる魅力を発見しに行ってみてはいかがでしょうか?
※詳細は以下をご覧ください※
【企画や運営に協力してくれる方募集!】
同時に、今回のイベントの企画運営に協力してくれる方を募集しています!
お寺を舞台にしたアートイベントを一緒に企画運営してみませんか?
※詳細は以下をご覧ください※
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