お宝No.447
模型×まちづくり!~個人の趣味でつながる地域の輪~
提案者: らくさい鉄輪 浅田真浩 (西京区)
【なぜ模型??】
模型をまちづくりに活かそうと思い至ったのは、高校生の頃にある建築家の方のお宅を訪れた際に、洛西地域の地形を再現し、その上をモノレールが走る建築模型を見た時でした。
模型だからこそ自由に地域の風景を再現したり、現実には有り得ないような風景を作り出すことができる。そして、模型の精密さは人を魅了し、虜にしてしまう力を秘めている…
そんな模型の持つ魅力を活かして、地域の街並みや都市の未来像を再現し、まちづくりについて考えてもらうきっかけを作ることができるのではないかと( ゚д゚)ハッ!
その原体験をベースに、模型をコミュニケーションツールとして活用し、模型を製作する過程、あるいは観賞を通して、そこに集う地域の方々同士をつなげること、そして模型を通じて地域の魅力や課題に触れてもらうことを目的にイベントを企画するようになりました✨
【主な活動】
「らくさい鉄輪(てつわ)」という企画名で、現時点(令和4年9月時点)では、京都市交流促進・まちづくりプラザ(西京区)やトートひろば(西京区)にて、不定期に鉄道模型の運転会や個人作品の展示などを行っています!
鉄道模型の運転会では、京都市電や京都の街並みを再現したNゲージ(1/150)のレイアウトを展示しました。
清水寺や大文字、嵐山をはじめとする京都市内の名所が至る所に盛り込まれており、見学者の中にはじっくりと見入ったり、人形視点での写真撮影に夢中になる方も。実際に電車を運転することもでき、子ども連れの方を中心に楽しんでおられました✨
また、8月には終戦記念の特別企画として、太平洋戦争中に三菱重工業京都発動機製作所(現桂駐屯地)にて製造された「火星型航空機エンジン」を搭載した軍用機の模型(1/144)を展示し、地元地域の歴史と平和について考えてもらうきっかけを作りました。
【今後の展望】
鉄道模型は大人の趣味のため、その製作にはかなりのお金がかかってしまったり、同時にデリケートなものであることから定期的なメンテナンスが求められたり、会場に運搬するのも一苦労です。活動費を確保したり、協力してくれる仲間や賛同者を集めていくのが今後のカギとなるでしょう…
また、模型イベントを単なる玩具遊びで終わらせるのではなく、より地域に根差したものとするために、模型を活用したワークショップや製作イベントの企画も検討しております!
模型を趣味とされておられる方、工作が好きな方など、企画趣旨に賛同いただける方も募集しておりますので、ご興味のある方は是非一度ご連絡ください✨
進捗状況・成果
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