お宝No.86
「人生史芸術」発展計画
提案者: 特定非営利活動法人劇研 (左京区)
認知症予防のために、過去のエピソードを回想する「回想法」という手法があります。私たちは4年ほど前から、高齢者への思い出の聞き取り活動を通じて高齢者に元気になってもらうとともに、聞き取った内容をまとめて、様々な方法で発表することで、異世代理解や交流を図ろうとする活動に取り組んでいます。若い世代がその人の人生の一端を垣間みる事で、共感や感動を生み高齢者世代への理解や、支えるこころを育む事も意図しています。発表に当たっては、芸術関係者を交え「伝わりやすいプレゼン」に工夫を凝らしています。
海外の先進事例では、高齢者から聞き取った内容すなわち個人史を様々なアーティストが、演劇や文芸、ビジュアルアートなどの表現でアート作品として発表する活動を行っています。近い将来、芸術・文化の振興をミッションとする私たちもより積極的に「個人史」を基にした芸術活動、いうなれば「人生史芸術」活動を展開していきたいと考えています。
それらは、福祉施設や市民活動センターなど、旧来からそうした事業が行われて来た場所だけでなく、地域劇場や美術館、街中のギャラリーや休眠施設など主に芸術活動に開かれた場所でも行う事を目指しており、高齢者福祉の面からも、芸術振興の面からも双方にメリットのある活動に育てたいと考えています。
(①主体的取組型)
進捗状況・成果
ラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演!
2017年4月24日
毎週日曜日にエフエム京都で放送中のラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演いただき、特定非営利活動法人劇研の活動等についてお話しいただきました。(平成29年4月23日放送)
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