お宝No.87
地域内経済循環型、芸術・文化を介在した地域の居場所づくりモデル事業
提案者: 特定非営利活動法人劇研 (左京区)
高齢化の進む市営住宅の住民から、食事にも困る独居の老人のために、廉価でお弁当をつくるような事業ができないかと相談を受けた事が、このアイデアの発端です。その方は、お弁当をつくる人も高齢者でおこない、障がいのある方でそうしたお手伝いができる方は手伝えるような場にしたい。そして、そこで食事もでき、(独居の)老人やこどもや障がいのあるかたが集える場にもしたいと夢を語り、地域内の休眠施設(家屋)をそうした場に活用できないかと提案されました。
私たちは、芸術関係の若者が休眠家屋などを自分達でリノベーションして芸術活動等に活用している事例を知っています。そうした若者達と地域住民が手を組み、行政や私たちNPO法人が調整役となって、「地域の居場所」を作れないだろうか。
お弁当の料金は、現金でも地域通貨でも可能で、ここで働いた人は地域通貨で時給が支払われ、ここでの食事のみならずこの場所で時々開催されるコンサートや演劇などの催しのチケット代や、ここで販売されている無農薬野菜などの購入にも使える。立ち上げ資金は公的補助金と、いきいき市民活動センターの予算を使い、軌道に乗ったら自主採算を目指す。そんな地域内経済循環型、かつ関わるそれぞれのやりがい、生きがいにもなる持続可能な助け合いの場を夢見ています。そしてそれが様々な地域に広がる事を。
(③提案・参加希望型)
進捗状況・成果
ラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演!
2017年4月24日
毎週日曜日にエフエム京都で放送中のラジオ番組「Let’s KYO Together~今日からはじめる、京からはじまる~」に出演いただき、特定非営利活動法人劇研の活動等についてお話しいただきました。(平成29年4月23日放送)
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