令和6年度第1回博物館講座(京都工芸繊維大学美術工芸資料館)の開催

2つの展覧会に関する講演と展覧会の観覧を行います。

京都市教育委員会では、京都市内博物館施設連絡協議会(京博連)加盟館に御協力いただき、市民への学習機会を創出し、本市生涯学習の振興を図ることを目的に、博物館講座を平成5年度から開催しています。

今年度の第1回講座は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館において、2つの展覧会に関する講演と展覧会の観覧を行います。

日時

令和6年12月17日(火曜日)午後2時~午後4時

会場

京都工芸繊維大学美術工芸資料館(〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町)

内容

2つの展覧会に関する講演と展覧会の観覧を行います。(工繊大の歴史&歌川広重の名所絵と現代の東京)

講座「京都工芸繊維大学美術工芸資料館の展覧会は2本立」

  1. 講演「京都工芸繊維大学美術工芸資料館の展覧会は2本立」※2つの展覧会に関する講演
  2. 展覧会観覧「京都高等工芸学校シリーズ3」「レンズを通して観る浮世―広重の名所の「いま」を撮る」

展覧会1「京都高等工芸学校シリーズ3」

近代京都のデザインを京都工芸繊維大学の歴史から解き明かす展示です。

明治維新後、産業の近代化が進む中、京都の伝統工芸の「デザイン革新」に大きな役割を果たしたのが「日本で初めて本格的なデザイン教育を行う専門学校」として明治35年に開校した「京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)」です。浅井忠、武田五一ら優れた教員の指導の下、彼らが欧州で収集した最先端のポスターなどを教材として、世界に通用するデザイン(図案)の教育や工芸家との実践研究が行われました。今回の展覧会では、京都高等工芸学校初期教員の活動の一端を御紹介します。

展覧会2「レンズを通して観る浮世―広重の名所の「いま」を撮る」

歌川広重の名所絵と現代の東京を比較する写真展です。

写真家として活動している東京大学講師アレックス・ブエノ氏は江戸時代の歌川広重による「名所江戸百景」シリーズを、現代の東京に置き換えて撮影しています。今回の展覧会では、同じ広重の「京名所」シリーズをもとにした新作も合わせて展示をすることにより、名所表現のあり方を検討する機会とします。

講師

京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長 並木誠士 氏

料金

無料(通常、展覧会の観覧には入館料が必要ですが、本講座に限り入館料無料で展覧会を観覧いただけます。)

定員

30名(京都市内に在住の方)

申込方法

「京都いつでもコール」からの事前申込制。

(申込多数の場合、抽選のうえ当選者にのみ令和6年11月28日(木曜日)までに通知。)

受付期間:令和6年11月1日(金曜日)~令和6年11月20日(水曜日)

※おかけ間違いに御注意ください。

その他

京都工芸繊維大学美術工芸資料館の2つの展覧会の開催情報(開催期間、休館日、入館料等)や詳細については、京都工芸繊維大学美術工芸資料館のホームページを御確認ください。(各展覧会のページは今後、順次公開される予定です。)

京都工芸繊維大学美術工芸資料館外観写真

京都工芸繊維大学美術工芸資料館(外観)

参考

「博物館講座」とは

京博連に加盟する各館の館長や学芸員に、館の由来や展示物解説等を講義いただいた後、館内見学ができる連続講座。

京都市内博物館施設連絡協議会(略称:京博連)

京都のまちに点在する数多くの博物館施設を市民の「生涯学習の場」として相互に交流・協力し、それぞれの施設が一層の発展を図っていくことを目指し、平成4年に設立。

  • 会長:佐々木丞平(京都国立博物館名誉館長)
  • 副会長:細見良行(細見美術館館長)
  • 幹事長:大西清右衛門(大西清右衛門美術館館長)

現在の会員数:正会員210館・賛助会員20団体

報道発表資料

発表日

令和6年10月11日

担当課

京都市教育委員会生涯学習部生涯学習推進担当(電話:075-251-0420)

報道発表資料

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お問い合わせ先

京都市 教育委員会事務局生涯学習部生涯学習推進担当

電話:075-251-0410

ファックス:075-213-4650

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