京都市では、北部山間地域の持続的なまちづくりに向けて、地域活動の支援や魅力発信、移住促進等の取組を推進しています。
この度、北部山間地域に様々な形で継続的に関わっていただく方、いわゆる関係人口を創出するため、左京区花脊別所地域においてチマキザサを採取し、祇園祭で有名な厄除けちまきづくりを体験するツアーを実施します。日時
令和7年9月6日(土曜日) 午前9時 国際会館駅出発から午後5時まで 国際会館駅解散
マイクロバスで現地送迎(自家用車による現地集合・現地解散も可)
雨天時は9月27日(土曜日)に順延
内容
チマキザサ採取作業(約1時間半)、昼食(そば)、チマキザサ再生・保全活動説明、チマキザサ選別作業、厄除けちまきづくり体験(各自持ち帰り)
募集概要
- 募集人数 20人(小学4年生以上) 多数抽選
- 旅行代金 一般:3,800円 大学生以下:2,800円
地域文化をつなぐプロジェクト特別価格 - 募集期間 令和7年7月22日(火曜日)から8月22日(金曜日)正午まで
- ツアー詳細 別紙チラシ参照
- 申込先 京都府旅行業協同組合(旅行企画・実施)
電話075-353-2511 別紙チラシからウェブ申し込み可能
参考
- チマキザサについて
左京区北部地域のほか、北海道から本州の日本海側、四国と九州等の山地に生育するササの一種です。左京区北部地域に自生していたものは、香りがよく、葉の裏に毛が無いために加工がしやすく、祇園祭の厄除けちまきや和菓子の包み、京料理の敷笹などとして好んで利用されてきました。
- チマキザサ再生委員会について
花脊地域で生育するチマキザサは、平成16年から19年にかけ、一斉開花と枯死が発生しました。ササの枯死は数十年に一度発生する自然現象で、通常は新芽が再生するのですが、近年はシカが増加し新芽を食べ尽くすため、同地域でのチマキザサの群落はほぼ確認できなくなってしまいました。
こうした状況から、チマキザサ復活に向けた総合的な取組を推進するため、平成25年6月に「チマキザサ再生委員会」(事務局:左京区役所)を設立。現在は、花脊別所チマキザサグループ、京都大学の研究者有志、元京都市未来まちづくり100人委員会「山紫水明の京都チーム」、祇園祭山鉾連合会及び京都市(左京区役所、産業観光局農林振興室、環境政策局環境保全創造課、京北・左京山間部農林業振興センター)により取組を進めています。取組開始以降、徐々に再生し、令和4年、約15年ぶりに再出荷できるまでになりました。
- 京都市北部山間地域について
京都市の中央部より北に車で1時間ほどの場所に、花や緑、蛍が舞う清流、北山杉の山林や田畑などの美しい自然に恵まれた里山があります。その「北部山間地域」では、里山ならではの文化や伝統が受け継がれ、あたたかな人の絆が息づく、静かな暮らしが営まれています。
北 区:中川、小野郷、雲ケ畑
左京区:花脊、別所、広河原、久多、百井
右京区:水尾、宕陰、京北 (全11地域)

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京都市 文化市民局地域自治推進室連携改革・区政担当 (連携改革担当)
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