当NPOが2009年より実施している『京都景観エリアマネジメント講座』が、7月8日に開講します。
京都の景観に深い示唆を与えて下さる魅力的な講師陣をそろえて、多岐にわたる分野の講義と、グループワークによる実習の科目を組み込んでいます。講義では、「景観とは何か」という基礎理論を学びます。 京都のまちの特性、歴史、建築・土木、ランドスケープ、美意識、など、 さまざまな観点から景観を読み解くスキルを身につけます。さらに座学に加えて、「ワークショップ」「フィールドワーク」 等の実習科目で知識の定着をはかります。他の受講生とも意見交換しながら進めるので、 座学だけでは得られなかった気づきも生まれ、交流や人脈を広げることもできます。
7月8日開講で、来年2月まで全8回。是非とも、この機会に受講をご検討ください。
景観という視点が、地域の理解や暮らし方、 ご自身のスキルアップや活動範囲の拡充にお役にたてると確信しております。
◆詳細&申込は https://kyotokeikan.org/activity/course/
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カリキュラム
第1回 7月8日(土)10:00〜16:30
【基礎理論(1)景観とは何か?】 堀 繁 氏/東京大学 名誉教授・一般社団法人まちの魅力づくり研究室 理事
第2回 8月19日(土)10:00〜16:30
【基礎理論(2)景観のマネジメント】 宗田 好史 氏/京都府立大学 名誉教授・関西国際大学 教授 《実習》ワークショップ1:まちのことを調べてみよう
第3回 9月30日(土)10:00〜16:30
【景観と都市形成】 中嶋 節子 氏/京都大学大学院 教授 《実習》フィールドワーク:景観視点でまちを見てみよう
第4回 10月21日(土)10:00〜17:30 【
まちとまちなみ】 森重 幸子 氏/京都美術工芸大学 教授 魚谷 繁礼 氏/魚谷繁礼建築研究所 代表・京都工芸繊維大学 特任教授 《実習》ワークショップ2:まちの景観特性を考えよう
第5回 11月18日(土)10:00〜16:30
【公共空間のデザイン】 山口 敬太 氏/京都大学大学院 准教授 《実習》ワークショップ3:私が景観エリアマネージャーになったら…
第6回 12月16日(土)13:00〜18:30
【京の生活文化】 町田 香 氏/京都芸術大学 准教授 谷 晃 氏/野村美術館 館長 笹岡 隆甫 氏/華道「未生流笹岡」家元
第7回 1月20日(土)10:00〜17:00
【自然資源と観光資源の活用】 深町 加津枝 氏/京都大学大学院 准教授 村上 佳代 氏/文化庁 文化財調査官 阿部 大輔 氏/龍谷大学 教授
第8回 2月17日(土)14:00〜17:00
【景観まちづくり】 高田 光雄 氏/京都美術工芸大学 教授・京都大学 名誉教授
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◆会場 京都市景観・まちづくりセンター ワークショップルーム (ひとまち交流館 B1階)
(京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町 83 番地の 1)
◆受講料
通年受講:全13講義・ワークショップ4回 一般 48,000円 / NPO会員 43,000円(+年会費3,000円で新規会員登録可)
単講義受講:1講義あたり 4,000円(第1回の講義のみ6,000円) (実習科目への参加はできません)
※学割あり/学生は、受講料が半額になります。
◆定員 40名(定員に達し次第締め切ります)
◆詳細&申込は https://kyotokeikan.org/activity/course/
◆主催 景観整備機構 NPO 京都景観フォーラム (公財)京都市景観・まちづくりセンター
◆後援 京都府・京都市
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※建築士会CPDプログラムに認定されています。 (各講義の所要時間により 1~4単位、合計26単位)