「堀商キッズチャレンジ」の夏の講座の一環で、『堀商キッズ社』による「堀商キッズ・七夕まつり」が、堀川商店街内のイベントスペース堀川ACLabにて行われました。
当日の出し物は、子どもたちが地域の人達に商店街について楽しく知ってもらおうと手作りした堀川商店街をめぐる「すごろく」や「ふくわらい」の遊び、七夕にちなんだオリジナルドリンクを飲める「カフェ」、お客さんのお願い短冊で彩る「願いの木」等。企画はもちろん、チラシやポスターの作成、メ ニューづくり、カフェで流す音楽の選定まで、手分けして(時には宿題で持ち帰って!)完成させたそうです。
この活動は、昨年の夏から始まり、今回で4回目。今回の「堀商キッズ社」は、小学生4~6年生の全6名。最初から連続で参加している子もいれば、今回初めての子も。「人数が少なくて大変だった?」との問いに、「少ないなら少ないなりの良さもあった」「みんなが自分ごととして取り組んで、意見も積極的に出た」「大変だったけど一体となって物事を進めやすかった」と頼もしい声。
今回は、活動していた場所(堀川ACLab)が、七夕まつりの直前に,他のイベントとダブルブッキングだったことが発覚!そんなハプニングに、「他の場所で単独で行うのか、それとも堀川ACLabで他のイベントと協働して行うのか」について全員で議論し、最終協働することに多数決で決めたそうです。「スペースは狭くなるけど、それぞれのイベントのお客さんに参加してもらうこともできるし、よかったと思う」。実際、隣で行っていたアートイベントに参加したお客さんがカフェに訪れたり、堀商キッズの七夕まつりに参加した人が隣のイベントに参加したりと、交流が生まれる場面が見られました。
***
「堀商キッズチャレンジ」に参加したきっかけは、「お母さんに勧められた」「自分でイベントを企画するなんて楽しそう」「京都大学でのイベント※に参加してみて、為になると思ったから」「学校で委員をやる機会があって、リーダーシップを身に着けたいと思った」など、さまざま。どんなきっかけにせよ、違う学校から集まったメンバーと触れ合う機会が新鮮のようで、目を輝かせながら前向きに取り組んでいる姿が印象的でした。
今回は6名と少数精鋭でしたが、そのうち5名は過去の参加者。リピート率は高く、満足度をもって楽しく経験を積んでいる様子が伺えます。「堀商キッズチャレンジ」は、引き続き秋(10月6日~12月15日まで7回講座)にも開催されます。
※堀商キッズチャレンジの秋の講座は、堀川商店街のお土産品を開発して、京都大学のイベントで販売することになっています。