「ヘクスギャンザ」「ヴィブラスラップ」
と聞いて、何のことかわかる方はかなりの音楽通♪とお見受けします。
音楽福祉工房はればれさんの福祉活動が評価され、2019年度車両競技公益資金記念財団助成に採択されました。冒頭の「ヘクスギャンザ」「ヴィブラスラップ」というのは、その助成金で購入された楽器の名前です。
音楽福祉工房はればれさんは、主に高齢者福祉施設で生演奏の美しい音楽に触れていただく活動を続けています。代表の植村照さんによれば、高齢者の皆様は歳を重ねるほど本物への欲求が高くなるようで、本物を身近に触れた時の満足感は、衣食住、文化、スポーツ、どれも生きる活力に直接つながる大切なものなのだと活動を通して感じているそうです。
今回の助成でも、おもちゃの楽器ではなく、オーケストラで使用する楽器を購入し、本物に触れていただくことで感じられる音の質や感触にもこだわったとのことで、訪問活動も大好評だったそうで、写真には興味深そうに楽器を手に取って演奏する方たちの満足そうな笑顔があふれていました。
残念ながら現在は、新型ウイルスの影響で活動の中止や延期が続いているようですが、音楽活動を欲しておられる方へ、どのようなコンテンツを活用して音楽をお届けすることができるのかも試行錯誤されているそうです。
出演依頼については、音楽福祉工房はればれさんのホームページからお問合せください。