墨を磨って自由に描くワークショップを開催しました。
今回は、修学院児童館との共催で、10月15日に不登校の親子(保護者だけ参加も可)を対象にした回と、10月26日に誰でも参加OK!の回の2回開催しました。
参加者のみなさん初対面でしたが、修学院地域以外からもお越しくださった方もいらして、多くの方に興味を持っていただき本当に嬉しく思いました。
導入では各道具のなまえ、石のすずり、墨の話などをしました。
学校でみんなが経験する書道ですが、馴染みはあるのに身近ではない…
たのしい面をもっと知ってもらえたらな~という想いと、この素敵な日本文化が身近になればいいな、
学校での苦手な“お習字”のイメージが明るくなればうれしいなという想いで、こういう自由な書道の入口があってもよいのではと初開催しました。
学校で使用するプラスチック製とはちがう石のすずりはこんなに重いのだと体感したり、墨汁は使わずに水と墨で一から墨作りをしながら癒し効果もある墨のにおいも楽しんでもらいました。
また、筆の他にもボトルキャップや段ボールを使って自分で描き方をおまかせして五感を刺激しました。
「字の周りに絵を描くのは学校では絶対やらん!」
「オレは今からすごいのを書く!」
という感想や、最初は何を書こうかイメージがわいてこなかった子も、書き出したらどんどん筆が進み、墨のにじみや流れを見つめる子の姿を、参加した保護者もほほえましく眺めていらっしゃいました。
幼児さんも小学生も保護者も参加してみんなで夢中になって楽しんでくれていました。
ご協力いただいた皆さま、ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。