祇園新橋景観づくり協議会では、撮影マナーの向上に向けて、事業者に地域の実態を知ってもらうと同時に、事業者側の意向も聞き今後の連携方策を探ろうと、平成30年1月18日に事業者を集めた会合を開きました。国内事業者60社に呼びかけ、うち37社が参加しました。景観を考えるフォトグラファーの会(お宝No.251)も協力・参加しています。
また協力機関として、京都女子大学、NPO法人京都景観フォーラム(お宝No.105)が参加。行政からも、京都府警、京都府観光政策課、京都市観光MICE推進室、東山区役所が参加しました。
地域から、問題となっている実状を地元住民へのアンケート結果や画像も用いて説明し、業界での自主的なルールづくりを検討してほしいこと、撮影は午前中にしてほしいことなど、地域からの提案を行いました。
事業者からは、1件あたりの撮影時間の短縮や機材の持込をしないなどのアイデアや、この会合に参加していない事業者や海外からのカメラマンなどのマナー問題などの指摘もありました。
今後に向けて、マナー遵守の方針に賛同している事業者には、それが分かる腕章をしてもらうなどのアイデアも出されました。今後、地域と事業者が連携して、マナー向上に向けた仕組みづくりを進めていくことになりそうです。