「せいせん 減災カフェ」開催報告

 

2月3日に「せいせん 減災カフェ」が開催され、まちづくり・お宝バンク№243「減災カフェ」チームKUSABIメンバーで京都市食育指導員でもある鳥本さんの協力でポリ袋炊飯とカレーを作りました。

防災まちづくりの取組を進める醒泉自治連合会では、地域住民にも災害時の対応を学んでいただける機会を設けるべく今回の企画を実施しました。

災害時を想定して、カセットコンロを使い少ない水で家にある食材を使って調理をする体験は、参加者のみなさん初めてとのことで、講師の鳥本さんの説明に興味津々の様子でした。

今回は、買い置き食材にありそうな具材(ウインナー、ツナ缶、サバ缶、やきとり缶)を使った数種類のカレーを作りました。

ポリ袋に入れたお米を茹で、短時間でカレーを煮るコツや工程も細やかに解説してもらい、最後は新聞紙で食器を作って実食。

「(ポリ袋で包んであるので)煮炊きはきれいな水でなくても調理できるのがいいね」

「こんなに短い時間で出来るとは思わなかった」

「お米に芯ができたけど、災害時はきっと温かい食べ物があるだけでありがたいでしょうね」

など大いに盛り上がり、各々感想を述べられていました。

実は、倉庫から家庭用のカセットコンロを出すはずが、間違って理科実験用の火力の弱いミニコンロを持ってきてしまったというハプニングがありましたが、参加者のみなさんは「想定外のことも災害時には起こるものだから」と前向きにとらえ、柔軟な対応力を見せてくださいました。

 

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