「やさしい日本語」研修 実施報告

【亀岡での研修】

 2023年9月30日、亀岡市の「ガレリアかめおか」で、研修会「就学前の外国につながりをもつ子どもと保護者への支援」があり、保育・幼児や児童の教育現場の方たちなどが参加されました。

 「やさしい日本語」を広める会は去年「保育・幼児教育施設へのヒアリング報告書」を作成・配布したのですが、この研修会では、ヒアリングで感じ、学んだこと「各施設の先生方が、すべての子どもの健全な育ちを第一に考え、おのずと外国につながるご家族の対応にも工夫を重ねていらっしゃったこと」等お話ししました。

 とよなか国際交流協会の山根さんからは、「異なる言葉や社会文化の中で、不安な気持ちを持ちながら精一杯子育てをされている外国出身の保護者の気持ちを思うことの大切さ」や当事者に寄り添ったとよなか国際交流協会の取り組みについてお聞きしました。「一方的な支援ではなく、日本人と外国出身のママたちが、仲良くなりお互いを支え合う場を提供し、そこで外国出身の保護者の方たちが、本来の力を発揮できるようになっていく」等のお話はとても心に残りました。

 

【下京区・南区の児童館での研修】

 10月6日、下京区・南区児童館の方たちへの研修「やさしい言葉の使い方や文章の伝え方について~外国人とのやりとりの際のポイントに学ぶ~」で「やさしい日本語」についての講義をさせていただきました。

確実に増えてきている外国出身の利用者の方たちとコミュニケーションをとるために、日頃工夫をされている児童館の方も多く、児童館のイベント案内を「やさしい日本語」に変えてみるグループワークにも熱心に取り組まれました。

外国の方が継続的に利用されるようになれば、頑張って関係を築いていけるが、定期的に利用してもらうための手続き案内の説明・情報提供に工夫が必要なこと等、こちらが気づかせてもらうことも多い研修会でした♪

 

「やさしい日本語」を広める会の活動については、facebookからもご覧いただけます。

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