「全てのこどもに生き物の素晴らしさを」野外水槽が再開しました

2023年12月に<野外水槽再開セレモニー>が行われ、花園教会水族館前に新しい野外水槽が設置されました。

全てのこどもに生き物の素晴らしさを知ってもらいたいという想いで設置していた野外水槽にタバコの吸い殻が入った事が原因で、野外水槽の魚たちは全滅したのが2023年6月。

メディアでも取り上げられ、水槽の寄贈やチャリティーの申し出もあったこともあり、野外水槽再開に向けてのクラウドファンディングを実施し、多くの協力者が集まり、野外水槽再開となりました。


1月に見学をさせてもらいました。

住宅街に突如現れる大型水槽には、通りかかった人たちが次々に引き寄せられて来て、興味深そうに水槽をのぞき込んでいます。

水槽のガラス面に付く藻も魚たちの餌となりますが、中が見えなくなってしまうので、半分だけを除去して餌と見えやすさの両方に配慮するなど工夫をして、皆さんに生き物への関心をもってもらえるように努めているそうです。

この時期の野外水槽には錦鯉の稚魚と広沢池からきたモロコが泳いでいました。

水族館の中にもモロコが大量に飼われていて、勧められて手を水槽内に入れるとドクターフィッシュのようについばまれます。モロコもドクターフィッシュも同じコイ科なのですね。

野外水槽には魚の説明書きもあり、状態に合わせて魚の入換えもあるそうなので、お近くを通る際にはどんな魚が泳いでいるのかな~と観察をしてみてください。

(見学報告:コーディネーター日高)

☆野外水槽はいつでも見られますが、花園教会水族館(建物内)は、土日が一般公開、平日は事前予約制です

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