今年もいけばな街道2022を開催いたします。
いけばな街道は、おもいやりをつなぐ花スターチスを使用して、誰もが参加できるやさしい社会を目指すイベントです。
認知症の人のスターチスいけばなを嵯峨鳥居本の愛宕古道街道灯しの行燈と一緒に展示したことから始まりました。
コロナ禍となり、観光地での展示ができなくなったためSNS参加や文化施設での展示などのスタイルも取り入れたところ、2020年からは、全国各地で活動が広がり、様々な人が自分に合ったスタイルで社会で役割を持つ機会となるイベントとして発展しています。
【参加方法は様々です】
①SNSで#いけばな街道2022をつけてスターチスの花や作品の画像や動画を投稿する。(※11月1日までに投稿をお願いいたします)
②会場のインスタレーション(作品展示)のパーツ製作で参加する。
今年はラップスターチスとモールスターチスをあちこちで作ってもらっています。
③会場の展示デザインを手伝う【会場:京都高辻ビル2階】
④会場に来て、作品鑑賞したり、ワークショップ参加する。
⑤YouTubeのライブ配信を見て参加する→検索「いけばな街道2022」
これらの参加方法があります。
ライブ配信では、各地の取り組みを大学生が紹介してくれます。
また、11月6日の京都市内の会場(京都高辻ビル)には、学生さんたちが考案した、お花の空間でおしゃべりしたり、会場展示に参加するための作品作りもできます。
お花空間は、フレッシュスターチスの花2000本に囲まれるお花のかまくらのような空間を考えています。
コロナ禍世代の学生さんの思いとして思うように学生時代に人とつながること、ネットワークを構築することが出来なかった時間が長かったため、今回、若い人たちも行ってみたいと感じる空間を作りたいということです。
花に囲まれて、多世代の人といろいろな話をして、思いを共有して、楽しい時間になれば良いなと思います。
そして、いけばな街道2022は、京都中ロータリークラブさんと一緒に開催します。先日、学生さん、いけばな療法士のみなさん、ロータリークラブのみなさんともインスタレーション作りをしました。
右京区社会福祉協議会主催でラップスターチス作りのワークショップも開催されました。
他にも認知症高齢者施設、精神科クリニック、障害者施設でのモールスターチスや作品づくりがあちこちで行われています。
そして京都以外の地域でもそれぞれの取り組みが行われています。海外からのご参加もあり嬉しいです。
来週、全ての作品や映像が京都高辻ビルに集まり、展示されるのがとても楽しみです。
そして、京阪園芸様管理の公園の剪定枝葉、植木屋さんからの材料提供もしていただきました。
スターチス生産地和歌山県JA紀州さん、北海道JA北空知広域連さん、スターチス種苗会社メリクロンさんのご協力もいただき、たくさんのスターチスが手に入りました。お近くの方はぜひ会場までいらしてください。
- 日時:11月6日日曜日 京都高辻ビル2階(京都市下京区稲荷町521番地)にて 10時から16時までご覧いただけます。
その他、宇治橋通り商店街でも同日に開催されています。浅井清美さんが中心に開催していますので、こちらの投稿もご覧ください。
右京区役所のスペースでは、精神科心療内科クリニックのディケアに通われているみなさんの作品を一週間、ウッドフォーク 栄さんが中心になって展示していますので、そちらもご覧下さい。
Instagramの更新もいけばな街道のアカウントで学生さんたちが行ってくれています。