平成28年12月11日(日)下京区のしんらん交流館にて、シンポジウム「景観まちづくりの新たな潮流」が開催されました。地域景観づくり協議会制度の認定を受けた8地域に加え、市の景観政策、屋外広告物、コミュニティ推進の各部局からパネリストが登壇し、議論を重ねました。
8地域が、その特性に応じて独自の工夫を重ね、協議会の運営を行っていることが紹介されました。地域景観づくり協議会制度の認知度の低さ、行政との連携の難しさなど、制度利用上の課題が指摘されながらも、地域と地域内で建築行為等を行う事業主が、目指す将来像を共有し、将来世代にどんな景観を残していけるのかをともに考えることから、景観保全・創造に加え、地域コミュニティ形成への導入や強化という点でも有効な制度であることが語られました。
京都市地域景観まちづくりネットワークHP http://kyotokeikan.net/