9月21日は国連の定めた「国際平和デー」です。この日を祝って、京都市内で9月20日から25日までの6日間、ピースランの特別イベント「KYOTO フェスティバル・オブ・ピース 2018」を開催しました。ピースランは、平和のシンボルであるピーストーチを手から手へつないで平和と友情を育むイベントで、31年前の開始以来150か国を訪れています。
日本では21回目のピースラン・イベント。京都市では初の本格イベントとなった今回は、9カ国からのボランティア・ランナーを迎え、左京区役所をかわきりに、京都市内の小学校や京都サンガホームゲーム、みんなのスポーツフェスタ等の場で、約3000名の子供たちや市民の皆さんにご参加いただきました。
光華女子学園にて執り行われた最終日の閉会セレモニーでは、光華小学校金管クラブと京都光華中学校・高等学校吹奏楽部のみなさんが、すばらしい演奏とダンスを披露して盛り上げてくださいました。最後に、パラオへ向かうメンバーに、「平和の絵皿」の贈呈とピーストーチの引継ぎがされ、心に残る時間となりました。尚、「平和の絵皿」プログラムとその材料は、京都御室ライオンズクラブから提供いただきました。
セレモニーの後には、光華ランニングクラブ(K+Running Club)社会人メンバーのみなさまと一緒に夜の京都ランを楽しみました。
京都の皆さんの平和への願いを込めたピーストーチは、次のピースラン開催国である南太平洋のパラオ国へ繋がれ、パラオで開催された10月1日独立記念日式典では、光華小学校の子供達が絵付けをしてくださった「平和の絵皿」と「うちわ」が、パラオの子供達にプレゼントされました。
また式典スピーチでは、パラオ大統領自らがピーストーチを握って挨拶してくださり、京都・パラオをつないだトーチはパラオ政府に寄贈されました。
そのほか、京都市内で実施したイベント内容について、詳しくは公式ホームページの毎日の報告をご覧ください。
(京都の様子)http://www.peacerun.org/jp/news/
(パラオの様子)http://www.peacerun.org/pw/news/