2019年1月6日(日)にお茶会と音楽のハーモニー実行委員による「お茶会とハープのつどい」が開かれました。
今回は、京ことばの会代表の中島さよ子さんがゲスト講師として参加くださり、京ことばの歴史や講話の後、参加者のみなさんとテーマのお正月にちなんで「京ことばかるた」を提供してくださいました。
参加者からは、「姑が使っていた京ことばを懐かしく思い出しました」「本で読むことはあるけれど、日常生活のなかで“いわゆる京ことば”を使う人がいないので新鮮に感じた」「中島さんの話をもっと聞きたい」等、それぞれに感想を述べ合って盛り上がりました。
「テレビの普及で標準語が生活に流れ込み、標準関西弁のようなものが定着しつつある今、日常会話としての京ことばを残すことはもう難しいかもしれませんが、『京ことばの朗読』という手法で、美しい京ことばを知っていただき、継承していきたいと思っています。」と中島さん。
今回講師をしてくださった京ことばの会 中島さよ子さんの朗読が、伏見区役所で行なわれます。
「朗読サロン“響”のみなさんによる 第9回 朗読会」
【日時】2019年1月27日(日) 14:00~15:30(開場13:30)
【会場】伏見区総合庁舎 1階ホール
京都市伏見区鷹匠町39番地の2
【内容】朗読講演
・「お辞儀」向田邦子/著 朗読:嶋田惠子さん
・「隣の席『人びとの旅路』より」内海隆一郎/著 朗読:中島さよ子さん
・「耳なし芳一のはなし」小泉八雲/著 朗読:後藤淳子さん
他、会場のみなさんとご一緒に詩の朗読も行います。
【参加費】無料
【定員】当日先着70名
【お問い合わせ】京都市伏見中央図書館 電話:075-622-6700
・点字テキストもご用意しています。
・朗読会の関連本を展示・貸出しますので、ご希望の方は図書館カードをお持ちください。