活弁による新たな「京都ニュース」の楽しみ方、実現しました

京都国際映画祭2018にて、「京都ニュース」を活用した芸人さんとのコラボプログラムが実現しました。

平成30年10月13日夜に開催された「笑いと言葉で魅せるサイレントコンビ芸/笑いで蘇る『京都ニュース』」第2部で、お笑い芸人による活弁と共に、京都ニュースを上映しました。

会場となった大江能楽堂前には、様々な年代の観客が列をつくりました。

第1部はサイレント映画「弥次喜多 尊王の巻」「ローレル&ハーディのリバティ」の活弁上映。

第2部はゲストの片岡一郎氏(活動写真弁士)、立川直樹 氏(音楽プロデューサー、映画音楽監督)が選んだ“面白そうな”昭和30年代の「京都ニュース」に、芸人さんが自由に創作した活弁をつけ、さらに面白くしてしまうという様式でした。

はじめに通常のオリジナル・京都ニュース映像を観た後に、音声を消した同じ映像に芸人さんが創作活弁をつけ、それぞれのテイストに合わせた即興生演奏のピアノとパーカッションがさらに雰囲気を盛り上げます。

最初の登壇では、京都ニュース 昭和31年(1956年)「京都府警 暴力追放決起大会」の映像が、お笑い芸人「さや香」石井氏による活弁で「NSC(吉本総合芸能学院)勧誘の実態」という内容につくり変えられ、会場は笑いに包まれました。

昨年の上映の際は、昔映画館で流されていた京都ニュースを懐かしんで来場くださった方が多かったのですが、今回は“お笑い”という新たな要素を取り入れた挑戦により、若い世代の観客が増え、新たな層にも京都ニュースの魅力を伝えられ、コンテンツ活用の更なる可能性も見つけられたのではないでしょうか。

 

【参考】

「笑いと言葉で魅せるサイレントコンビ芸/笑いで蘇る『京都ニュース』produce by 立川直樹、片岡一郎」

ゲスト:立川直樹氏(音楽プロデューサー、映画音楽監督)、片岡一郎氏(活動写真弁士)

音楽:上屋安由美氏、鳥飼りょう氏

中山功太氏、学天即、さや香、祇園、堀川絵美氏(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

 

詳しくは、【公式ホームページ10/13開催レポート】をご覧ください。

「芸人が活弁に挑む!「笑いと言葉で魅せるサイレントコンビ芸/笑いで甦る『京都ニュース』produce by 立川直樹、片岡一郎」

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