このたび、減災カフェ初の、地元地域と連携したイベントが開催されました!
【菊浜学区と一緒に取り組むことになったワケ】
今回連携した地域は、下京区の菊浜学区。
菊浜学区では、平成29年度より、災害が起こる前に、まちの危険箇所の整備や対策を行う「防災まちづくり」の取組を進めています。一方で、菊浜学区は、他地域同様、年々少子化が進み、高齢者を含む住民同士でも、助け合いながら災害時に避難を行う取組にも力を入れていました。
そこで、減災カフェとの連携により、“災害が起こった際でも、避難生活をできるだけ自力で行える”力を身に付けるべく「災害時を想定した、減災クッキング」の取組を行うことになりました。
【当日の様子】
今回のメニューは、定番のカレーを基本に、サバ缶と高野豆腐のおかず、だし巻たまご、パンケーキも、サンプルで作ってみました。
実際にレシピどおりに作ってみると、「ルーは細かくしてからつぶしたほうがいい」「意外とおいしい」「普段でも時短レシピになって使えそう」など、さまざまな感想が飛び出し、実際にやってみることでわかるいろんな発見があったようです。
当日はクッキング以外にも、鳥本さんが被災地での経験から得た、「つながりの大切さ」「備えの重要性」などのお話や、家でできる備えとして「家具の転倒防止器具」の紹介を映像を交えて行うなど、充実の内容で会を終えました。